新型ジムニーのラダーフレームってなに?他の車と比べて安全性や耐久性は?

コラム

新型のジムニーももちろんそうですが、ジムニーが誕生してからいまでも変わらず「ラダーフレーム」を採用し続けています。

2018年12月現在、ラダーフレームを採用している車種は

  • ランドクルーザー
  • ランドクルーザープラド
  • FJクルーザー
  • ハイラックス
  • ジムニー

この5車種です。

 

三菱の現行パジェロもラダーフレームではありますが、ラダーフレームモノコックボディというラダーフレームとモノコックを溶接した作りになっていますので、厳密に言えば違います。

まぁこの辺の細かな話は置いといて、新型ジムニーでも採用されているラダーフレームのお話をしていきます。

 

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ラダーフレームとは?

 

ラダーフレームを簡単に説明するなら、フレームの上にボディが載っているだけと考えてもらえれば分かりやすいでしょう。

ミニ四駆やラジコンなどはボディを外せばモーターや電池などが見えますよね。ものすごい簡単に言うとこんな感じです。

これはトヨタの車ですが、このフレームの上にボディが載っているのがラダーフレームです。

リフトで車を上げて、ボルトを外していけばボディだけがパカッと取れてしまいます。

 

それとは対局的に、現代のほとんどの車は「モノコックボディ」を採用しています。

モノコックはラダーフレームのような太いフレームが無く、車体全てで衝撃を吸収するような作りになっています。

 

では、ラダーフレームとモノコックボディのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

 

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ラダーフレームは重くて燃費が悪いけど頑丈

 

ラダーフレームはボディとフレームを引き離すことができますので、どれだけボディがボロボロになっても走り続けることができます。

極端な話、崖から転がり落ちてもボディだけ載せ替えてしまえば元通りに走ることができるのです。

 

しかしその反面、モノコックのように軽量化できる作りではないですから、必然と車体も重くなり燃費が悪くなってしまいます。

モノコックは「ねじれや曲がり」に強いとされていますから、ラダーフレームよりも乗り心地は格段に上です。

 

現在では5車種しかないラダーフレームですが、90年代のSUVブームではほとんどのSUVがラダーフレームでした。

パジェロもラダーフレームモノコックではなく、完全なラダーフレーム。

トヨタのサーフや日産のサファリなど、あの時代の大型SUVはラダーフレームが主流だったのです。

 

ではなぜラダーフレームからモノコックへ置き換わったかと言えば

 

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モノコックは軽量化と衝突安全性に優れている

 

モノコックは車体全てが溶接されている作りですから、上下に切り離すことはできません。

衝突時の衝撃をボディとフレーム全てで吸収することができるため、安全性においてはラダーフレームよりも圧倒的に有利な作りなのです。

 

衝撃の全てを吸収してしまうということは、一点だけではなく様々な箇所に影響を及ぼしてしまうため、修理費用が高額になると言ったデメリットもあります。

 

ラダーフレーム構造である新型ジムニーが安全性の面でモノコックよりも劣っているかと言えば、もちろんそんなことはありません。

国が定めた新車の安全基準をクリアしているのですから、現代のモノコックと同じような安全性を満たしていると考えても良いでしょう。

 

参考に下記の動画を観てみましょう。

50年前の車と現在の車が衝突すると・・・?

50年前の車と現代の車の衝突実験ですが、似たような車の作りでも技術の進歩によりこれだけ差が生まれてくるのです

昔の車は重ければ頑丈という考え方でしたが、現代ではいかに衝撃を吸収して、車内への衝撃をいかに少なくするかと言うことを重視しています。

 

ちなみに下記の映像は、新型ジムニーの衝突実験です。

https://www.youtube.com/watch?v=h0X0NIA2nd8

 

このように、昔の車とは比べ物にならないほど、車内への衝撃が少なくなっています。

新型ジムニーは、燃費や乗り心地よりもそのデザインに惹かれる人が大半です。

 

さらに旧型から受け継がれるラダーフレームも、悪路での走破性を重視した結果ではないでしょうか。

 

ラダーフレームを採用している新型ジムニーに、燃費や快適性を求めてはいけません。

しかしその代わり、林道などのオフロードの走破性はトップクラスの走りです。

ぜひ新型ジムニーでキャンプや林道ツーリングへ出かけてみましょう。

 

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