【JB64】新型ジムニーのオイル交換方法。廃オイルはペール缶に溜めて業者で処分しよう【R06A】

メンテナンス

新型ジムニーは車高が高いため、一般的な乗用車よりも楽にオイル交換が出来ます。

本来であればジャッキアップをしたりリフトで上げなければ作業できませんが、新型ジムニーはかなら車高が高いため、そのまま潜り込んで作業するのも苦ではありません。

 

ネジを外してオイルを抜き、ネジを締めてオイルを入れるだけという簡単な作業ですが、この単純作業の中にも注意点がいくつかありますので、それらも含めてオイル交換の流れを解説していきます。

なお、使用している画像はMKJPから引用したものになります。

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エンジンオイル交換に必要な物

オイル交換では、必ず必要な物とあると便利な物、オイルエレメントは二回に一回必要になります。

オイル交換に必ず必要な物

  • エンジンオイル
  • 14mmのソケット、またはメガネ等の工具
  • オイルジョッキ
  • ドレンパッキン
  • 廃オイルを入れておく容器(受け皿)

 

エンジンオイルは2.6L、オイルエレメントも交換すると2.8L必要です。新型ジムニーのR06Aエンジンは5w30です。

オイル粘度を変更する際には、下記の記事を参考にしてください。

新型ジムニーのエンジンオイル選び。寒冷地でのオイル選定や硬いオイルへ変更するメリットデメリット。
新型ジムニーのメーカー指定エンジンオイルは5w-30です。 ジムニーシエラは0w-16。 ここ最近の傾向として、燃費向上のために柔らかいオイルを指定することが多くなってきましたが、新型ジムニーも例外ではありません。 ...

 

14mmのソケットはオイルのドレンボルトの脱着に。

オイルジョッキは計量カップやオイルを入れる容器として。

ドレンパッキンはオイル漏れ防止のために毎回交換する必要があります。

受け皿は樹脂製であれば何でも良いですが、4Lくらいの要領があれば良いですね。

オイル交換であると便利な物

  • トルクレンチ
  • ペール缶
  • 手袋
  • スロープ

 

トルクレンチはボルトを規定トルクで締め付けるために使いますが、普通に締めれば漏れることはありませんので、無くても交換は出来ます

ペール缶は18Lの大きな缶ですから、廃オイルを大量に保管しておくのに便利です。ペール缶のメリットや入手方法については後述します。

手袋は汚れないため。

スロープはさらに車高を上げて作業をしやすくするために使うものです。こちらもペール缶のお話をするときに詳しく解説していきます。

 

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車体の下に潜り込んでオイルドレンボルトを緩める

オイルドレンはこの位置。

14mmのソケットで回すと緩みますので、緩んで手で回せるようになったら受け皿を用意してボルトを外していきましょう。

 

コツと言いますか、なるべく汚れないようにするにはボルトが外れる瞬間に逃げ出すことです。

緩めていくと徐々にオイルがにじんできますので、外れそうになったころになるべく遠くから手を伸ばしてボルトを外しましょう。

 

のんびりやってると手を伝って肘までオイルまみれになりますので、ボルトは投げ捨てるくらいの勢いで行っちゃいましょう。

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オイルエレメントも同時に外す

オイルエレメントは2回に1回の交換が推奨されていますが、毎回の交換でも構いません。

純正品版は「16510-84M00」

 

なお、オイルエレメントを取り外すには専用工具が必要になります。

カップの先端が四角くなっているタイプがオススメ。

一部のカップはネジ式になっていてイマイチ使い勝手が悪いので、一般的なサイズのラチェット(3/8)が入るカップを選びましょう。

 

もうひとつオススメ出来ないのは、緩める方向に回すと先端が収縮するタイプです。

まれにオイルエレメントが固着して外れないことがあるのですが、収縮タイプで外れないエレメントを外そうとすると、エレメントがつぶれて外せなくなってしまいます。

外れない時にはドライバーを突き刺して回せば外れますので、オイルエレメントフィルターは先ほど紹介したタイプにしておきましょう。

 

外して新しいエレメントを取り付ける前に、エレメント内側のパッキンに古いオイルを軽く塗っておきます。

指にピタッっとつけて一周回すだけで十分です。

パッキンはゴム製ですので、エレメントを締め付けていくとよじれてしまう恐れがあるので、この「よじれ」を防止するためにオイルをかるーく塗って滑りを良くしておけば安全です。

 

オイルの締め付けトルクは14N,m(1.4kgf,m)ですが、トルクレンチが無い場合は、工具を使わずに素手でおもいっきり締めるだけで十分です。

男性ならおもいっきり締めるくらいで、女性ならカップを取り付けてほんの少しギュッと締めるくらい。

緩ければ漏れてきますが、漏れてきたら増し締めすれば良いだけですので、締めすぎてパッキンが壊れるよりは緩いほうがまだマシです。

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パッキンを取り付け、ドレンボルトを締めていく

 

先ほど外したドレンボルトをオイルパンに取り付けていきます。

ドレンボルトにパッキンが取り付けられていますので、古いパッキンは廃棄して新しいパッキンへ差し替えます。

パッキンの純正品番は「09168-14015」

純正品は1個90円ほどしますが、社外品は半額程度で買えますので自分でオイル交換をし続けるならセットで買った方が圧倒的にお得です。

 

ドレンボルトの締め付けトルクは35N,m(3.5kgf,m)ですが、ボルトを手で締めていき、止まったらメガネやラチェットを使ってトントンと増し締めするくらいのトルクです。

ボルトを締め付けたあとにボルト周りに付いたオイルをふき取りましょう。

パーツクリーナーを使って綺麗にするのも良いですが、あれもこれもと買っていくうちにけっこうな金額になりますので、ウエスで綺麗にふくだけでも十分です。

実際に整備をするようになったら買い足しても良いでしょう。

一度パーツクリーナーを使うと便利すぎてパーツクリーナー無しでは作業したくないほど楽なものですが。

 

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オイルを入れる

新型ジムニーのR06A純正オイルは5w-30です。

どんなオイルを使っても良いですが、基本的には高いオイルほど高性能でエンジン寿命を長くすると考えてください。

オイルジョッキの先は長い方が絶対に作業しやすいです。

この後でオイルジョッキとじょうごを使っている画像が出てきますが、オイルジョッキの先が長ければじょうごのような物は必要ありませんので。

 

  • エンジンオイルのみの交換は2.6L
  • オイルエレメントも交換したら2.8L

 

赤丸の部品を外します。

と言うかオイルを抜く前に外しておいても良いです。

もしかすると、外しておいた方がオイルが速く抜けるかもしれませんが、2.6L程度なのでそこまで差はないでしょうから、先でも後でもどちらでも。

 

規定量のオイルを入れます。

 

 

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フタを閉めてエンジンをかけてオイル量の確認をして終わり

  1. フタを閉めてエンジンをかける
  2. 警告灯が消えてからしばらくアイドリング
  3. エンジンを止める
  4. しばらく待つ
  5. オイルレベルゲージで量を確認

画像では1分や5分といった記載がありますが、そこまで神経質になる必要はありません。

アイドリングさせる目的はエンジン内にしっかりとオイルを循環させるためであって、エンジン停止後の5分は循環されたオイルが下に溜まる(落ちてくる)のを待つ時間です。

エンジンを止めてすぐにゲージを確認してしまうと、オイルが落ちきる前にゲージで確認することになりますので、目視ではオイル量が足りないと見えてしまいます。

 

赤丸の黄色い棒(オイルレベルゲージ)を引き抜きます。

引き抜いたレベルゲージは循環されたオイルがびっしり付いていますから、ウエスなどオイルをふき取って、再度レベルゲージを差し込みます。

奥までギュッと入った感触があれば引き抜いてオイル量の確認です。

 

high と low の間にオイルがあればokです。

オイルは少ないよりも多いほうがデメリットは大きいですので、もし多かった場合には必ず抜きましょう。

少なかったら足せば良いだけですので、はじめから2.6Lや2.8Lちょうどを入れるのではなく、2.4Lや2.5Lくらい量を入れた方が失敗は少ないです。

 

もう一度ドレンから抜くと考えただけでやりたくないですからね。

一応ここまででオイル交換の作業は終わりですが、冒頭にあったペール缶とスロープについて解説していきますので、興味があったら読んでみてください。

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ペール缶とスロープで作業性と支出削減

あくまでも、これから自分でオイル交換をし続けることが前提になります。

スロープに関しては下に潜り込んで作業スペースを広く取るメリットがありますので、オイル交換以外でも十分活躍できるのではないでしょうか。

 

先ほど純正オイルとワコーズのオイルを紹介しましたが、あの缶がペール缶です。

20L入る容器ですから、およそ7回分の廃油を入れられることになります。

 

廃油専用の処理容器を使う人も多いですが、実はこの処理容器は価格と廃棄方法がデメリットになる場合があります。

 

例えばこの6.5Lの廃油処理容器。

360円ほどですが、3つで19.5L。1,000円超えますね。

 

まぁ価格は良いとして、問題は廃棄方法です。

燃えるゴミとして処分できる場合が多いですが、なかには燃えるごみの区分ではない自治体もあります。

こうなってしまえば処理にも困りますし、固まってしまった廃油は廃油処理業者も引き取ってはくれません。

 

そこでペール缶に廃油を溜めて満タンになったら業者に引き取ってもらうというのが最もコスパが良い方法ではないでしょうか。

空のペール缶は、ガソリンスタンドや整備工場に行けば無料でもらえます。

何に使うの?と聞かれるかもしれませんが、廃油を入れたいと答えるだけでもらえます。

ディーラーは難しいかもしれないですね。

 

行きつけの整備工場やガソリンスタンドなどでは無料で引き取ってくれることも珍しくないですし、廃油処理業者でも20Lで500円程度支払えば引き取ってもらえます。

 

でもこのペール缶、ジムニーの純正車高だと車の下には入らないのです。

スロープで10cm~15cmくらい車を上げてあげればペール缶がオイルパンの下に入りますから、ドレンを外した受け皿も必要なくそのまま廃油を流しこめます。

 

ドレンが落ちてしまうと廃油の中に手を突っ込まなければなりませんので、それを避けるために

こんな便利グッズがあります。

廃油だけが下に流れていきますので、ドレンボルトもパッキンもエレメントも廃油の中に落ちることなくそれぞれ分別して処理が出来ます。

 

DIYでオイル交換を始める初期費用はそこそこかかってしまいますが、長期的に見れば圧倒的にお得です。

工具に関しては汎用性の高いものばかりですので、ぜひDIYでオイル交換にチャレンジしてみましょう。

 

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