新型ジムニー、セーフティサポート付き車両のホイールサイズを変更すると、ブレーキセンサーに異常が出る?

コラム
snicky2290 / Pixabay

セーフティサポート車両には、自動ブレーキなどのブレーキ系統のサポートシステムが存在します。

ホイールやタイヤサイズを変更することでタイヤ外径が変わり、ブレーキシステムに影響を及ぼす恐れがある。ということがメーカーから各販売店へ通達があったようです。

 

しかしホイールやタイヤを変えて外径が大きくなっている新型ジムニーも多く存在していますが、ユーザーから同じような情報が回ってこないのはなぜなのでしょうか?

 

スポンサーリンク

メーカーはクレームに対して最大限の配慮をしているだけ

実際によくあるのが、「車検に通るか分からない車はディーラーへ入れない」というもの。

1台でも受け付けてしまえば車検基準が怪しい車を次から次へと受け入れなければなりません。

その都度検査をするわけにもいきませんから、予め予防線を張っているのです。

 

タイヤ外径の変更も同じように、セーフティサポートのブレーキシステムに影響を及ぼす可能性はゼロではありませんから、万が一の事態に備えて予防線を張っているだけです。

 

スポンサーリンク

タイヤ外径を変えると、メーター表記と実際の速度に誤差が発生する

新型ジムニーJB64の純正タイヤサイズは、175/80R16です。

このタイヤの外径は686mmですが、純正車高で履けるギリギリサイズの215/70R16へ履き替えたとしましょう。

 

メーカーによって多少の差はありますが、215/70R16の外径はおよそ707mm。

純正サイズの686mmから707mmに変更されると、-2.97%のメーター誤差が発生します。

メーターでは100kmと表示されていますが、実際には102.97kmで走行している状態に。

 

さらに、MTタイヤの185/85R16クラスになると外径はおよそ720mmです。

外径が720mmであれば、メーター誤差は-4.73%となり、メーター表示では100kmのところ、104.73kmのスピードが出ています。

 

セーフティサポートは全て電子制御ですから、メーター表示と実際の速度に誤差があればセーフティサポートが正しく動作してくれないという可能性もゼロではありません。

しかし実際には、タイヤサイズを変更して異常が発生したという事例は、twitterやfacebook、5chなどでも今のところ情報はありません。

 

スポンサーリンク

外径の変更でセーフティサポートに異常が出るなら、摩耗したタイヤは履けない

純正サイズのタイヤでも走り続ければ必ず溝がなくなっていき、いずれはタイヤの外径が小さくなります。

タイヤの外径が小さくなればセーフティサポートシステムに異常が出るとでも言うのでしょうか?

 

そんなことはありませんよね。

結局のところ、やはりメーカーはクレームに対する予防線を張っていると言うだけで、タイヤの外径を変更してもそこまで大きな弊害は無いと考えて良いでしょう。

 

しかし、何インチもリフトアップしてさらに大きなタイヤを履かせればさすがに異常は出るでしょう。

 

純正車高で履けるタイヤを履いていれば基本的には問題ありませんので、リフトアップしているのならセーフティサポートの各システムはOFFにしておくのが良さそうです。

まだ購入前の段階でこの記事を見ているのであれば、セーフティサポートを外すことのできないXCグレードではなく、XLかXGを選択しましょう。

 

営業マンにオプションでセーフティサポートへの加入を勧められるかもしれませんが、これも断っておきます。

もしもセーフティサポート付きのジムニーでリフトアップやタイヤ外径を変更してしまった場合、次のようなことが起こる可能性もあります。

 

スポンサーリンク

タイヤ外径を変更するとメーカー保証を受けられないことも

各部品などのメーカー保証は、新車の状態で使用していることが条件です。

改造をして部品が壊れた責任は当事者にあるように、推奨されていない改造を行ってトラブルになってもメーカーが責任を負う必要はありません。

メーカー保証を受けるときだけ純正タイヤに戻すというグレーな方法も無くはないですが、壊れた原因を追求されればすぐにバレてしまうでしょう。

 

セーフティサポートはまだ完璧ではありません。

ある一定の条件のみでしか対応できないため、作動したり作動しなかったりと言うこともあるでしょう。

 

ひどい場合には何もないところで自動ブレーキが作動することもあり得ます。

自動化の技術は、今後さらに良くなっていくでしょうが、現時点で不安が残るようであれば、新型ジムニーのセーフティサポートは止め、XLかXGグレードを選択するようにしましょう。

 

コメント