新型ジムニーをリフトアップして構造変更が出来なくなる事例とは?

コラム
geraldoswald62 / Pixabay

ちょっとタイトルが分かりにくいですが、構造変更の手順は

 

一時抹消

検査

登録

車検証発行

 

というのが簡単な流れです。

 

勘違いされがちなのですが、陸運局へ行き検査をして車検証が発行されるだけと思っている人も多いのではないでしょうか。

検査の段階で基準に満たなければ登録ができなくなり、車検証の発行(車検が取れない)も不可能ですので、公道を走行することも不可能になってしまいます。

 

このような最悪な事態にならないためにも、リフトアップをする前にしっかりと学んでおきましょう。

 

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前方視界基準と直前側方視界基準

 

はじめて聞く人も多いでしょう。

前方視界基準と直前側方視界順とは、分かりやすく言うとフロントバンパーの足元とその周りの視認性です。

 

フェラーリなどのように高さのない車であれば人や障害物をすぐに見つけることができますが、車高が高すぎると足元が見えにくくなってしまいます。

 

ときおりニュースや衝撃映像などでも見かけることがありますが、車の影に子供が隠れていることに気付かず、そのまま発進してしまうような事故があります。

車高が高ければ高いほど足元の視認性が悪くなり、事故も増えてしまいますので、この2つ、「前方視界と直前側方視界」が基準を満たしていなければ違法となってしまうのです。

 

前方視界と直前側方視界の基準の定義とは

 

この基準は、30cm×1mの円柱型の障害物が運転席から確認できるかというものです。

 

どれだけリフトアップしたかや、現在の車高の高さなどに関係なく、障害物が見えれば良いのです。

 

高さ1mですから、そこに子供がいると仮定したような基準になっています。

下記のサイトで詳しく解説していますが、この記事でも同じように解説していきます。

 

https://www.kouronpub.com/attachphoto/photo_index.html

 

運転席に座り、黄色いポールが見えれば合格となります。

画像の車にはフェンダーミラーが取り付けられているのが確認できると思いますが、このミラーを使って車の前方(足元)の視認性を確保しています。

 

しかし新型ジムニーにはフェンダーミラーが取り付けられていませんから、大幅なリフトアップをすると障害物が認識できなくなる恐れがありますので、注意しておかなければなりません。

 

これは余談ですが、JB23以前の旧型ジムニーではボンネットにダクトが付いていました。

リフトアップをしすぎると、ダクトとポールが重なり障害物が見えず、検査に合格しなくなってしまうという報告が多かったです。

 

そこでダクトを加工してフラットに近い状態まで持っていけば、障害物が見えるようになるため、検査に合格するというものです。

現行のジムニーはボンネットにダクトは無いですから、このような事態になることはありません。

 

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何cm上げると視認できなくなるのか

 

この辺はかなり微妙なところです。

 

前方視界などの測定は目視で行われますので、実際に検査官が運転席に座り、ポールの視認性を確認します

身長が高い検査官であれば見やすくなりますが、反対に低い検査官の場合はポールが見えなくなってしまいます。

 

極端な身長の検査官が乗り込んでNGやOKの結果を出してくるとは思えませんが、あまりにも身長の低い人が乗り込むようであれば相談してみる価値はあると思います。

 

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自分で出来る限界値の測定方法

 

まずは純正車高の状態で、先ほどの画像のように運転席から障害物を確認してみましょう。

障害物の先端が何cm見えるかでリフトアップできる幅も決まってきます。

 

車から降りてジャッキアップをして、ウマをかけて乗り込んでも良いでしょう。

整備工場などにあるリフトを使えば数秒でできますので、使える環境にあれば使ってください。

 

これで前方視界基準の検査合格ラインが見えてきましたね。

 

障害物が見えなくなるほどリフトアップをすると、カメラやミラーなどを取り付ける必要が出てきます。

大型のSUVなどはこのタイプが多いですね。

 

あまり無茶な改造はせず、法律に従ってカスタムしていきましょう。

 

 

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